こんにちは、ミテキです。
先日、明治が開催する「Hello,Chocolate LESSON」(ハローチョコレート レッスン)のテイスティング編に行ってきました!
ハローチョコレートレッスンのテイスティング編には2つのコースがあり、私は今回その両方に参加しました。そこで、今回はハローチョコレートレッスン テイスティング編の簡単なレポートや内容、予約・参加方法などをご紹介したいと思います。
- ハローチョコレートレッスンが気になるけど、どんな雰囲気なの?
- 1人で参加してもいい? チョコレートに詳しくなくても大丈夫?
- 実際に参加した人の感想を聞いてみたい
- 参加方法や持ち物などが不安
という方の参考になれば幸いです。
ちなみにこの記事は、ハローチョコレートレッスンの概要→参加レポートや内容のまとめ→アクセス・参加方法など、の順で構成されています。すぐに見たい情報がある方は、下の目次からスキップしてみてください!
今回参加したハローチョコレートレッスンは、2020年2月に開催されたものです。今後内容が変更になる可能性がありますことをご了承ください!
ハローチョコレートレッスンの概要とテイスティング編の話
そもそもハローチョコレートとは、チョコレートでおなじみの株式会社 明治による体験型の施設。参加可能なコースは、大きくハローチョコレートツアーとハローチョコレートレッスンに分かれています。
ハローチョコレートツアーではVR体験やチョコレートの製造実演など、チョコレート製造の全体像を気軽に体験可能です。
今回ご紹介するハローチョコレートレッスンは、さらに「できたてチョコレート実演編」や「テイスティング編」といったコースに分かれ、より専門的な内容に。実際にチョコレートに関わる方によるテーマ解説を聞きつつ、テイスティングなどを体験できるレッスンです。
テイスティング編のざっくり概要
今回参加したハローチョコレートレッスンのテイスティング編では、その名の通りチョコレートをテイスティングします。レッスン1, 2を通してとにかくたくさんの産地・種類のチョコレートをテイスティングしていきます!
ハローチョコレートレッスン公式HP にも「このコースでは、チョコレートをテイスティングするスキルを磨いていきます」と書かれており、ただ食べ比べるだけではなく味覚表現やテイスティング練習のようなことも行います。苦味、甘味やコク、渋みといった風味の確認や表現方法を知ることができます。
「いろんな産地のチョコレートを食べ比べてみたい」という方はもちろん、チョコレート以外でも「味が違うことはわかるけど、何が違うかわからないことがある」、「好きな味の〇〇を食べたいけど、味を人に説明できないから探せない」といった方にもおすすめです。
ハローチョコレートレッスン参加レポ(テイスティング編1)
では、実際にハローチョコレートレッスンに参加した際のレポートです!
予約〜入場・開始まで
チョコレートの祭典 サロン・デュ・ショコラ の明治 ザ・チョコレートブースでハローチョコレートの存在を知り、公式HP からその日に予約。1月末でしたが、2月中のハローチョコレートツアーはすでに満員が多く、ハローチョコレートレッスンの方も2月前半のものは定員に達している状態でした。
シーズンにもよると思いますが、1ヶ月くらい前には予約しておくのが安心かもしれません。
前日に確認のメールもいただき、いよいよ当日。開始時間の20分前から入場可能で、ミテキは15分ほど前に到着しました。施設の中にはチョコレートに関する本なども置いてあるので、少し早めに行っても時間を潰せるかと思います。
板チョコレートを模した入口がかわいいです! 入ったらすぐ横の受付でスタッフさんに名前・予約番号を提示して参加代金を支払い、空いている席に着席します。
施設内はオルゴール調の明治チョコレートテーマソング(チョコレイトは明治♪のあれ)が流れ、ゆったりした雰囲気です。
平日の昼回だったこともあり、1人で参加している大人の方がほとんど。回にもよるらしいのですが、男女比は女性が6割くらいでした。
まず驚いたのが、机の上にペットボトルのお水・紙・ボールペンなどがあったこと! 内容をメモしたくて筆記具を持っていくか悩んでいたのですが、さすがの気遣いを感じました。ボールペンなどは持って帰れるので、記念品にもなります。
(※なおこの写真は「チョコレートと健康編」で撮影したものですが、テイスティング編でも同様にお水などが置いてありました。)
レッスン開始!テイスティングの基本〜味覚トレーニング
時間になり、いよいよレッスン開始。講師の方が自己紹介とレッスン内容の概説を行ったあと、10名の参加者も簡単な自己紹介をお願いされました。自分が喋るとは思っていなかったので緊張しましたが、その場で名前と参加のきっかけなどを軽く話すだけなので一安心。
他の参加者の方々はチョコレートのショップの店員さんからチョコレート検定上級に向けて勉強しに来た方、さらにチョコレートが食べたくて参加しました、という方まで本当にさまざまでした。
自己紹介が終わり、チョコレートの風味を決める製造工程やカカオの品種などの説明に。それから味の表現の種類(チョコレートで言えば「フルーティ」、「ナッティ」、「フローラル」などがあります)、チョコレートの風味表現チャートや香りの分類、人間の味覚についてなど、テイスティングにとって大切なお話が続きます。
レッスンで使用されるパワーポイントの撮影もOKとのことで、参加者ほとんどみんなで解説を聞きながら撮影していました。※動画はNGなので注意です!
中盤辺りからはいよいよ実践テイスティング! まずは味覚のトレーニングとして、抽出方法などを変えた同一の紅茶を飲み比べてみます。
ただ渋い、甘い、などの表現をするのではなく、風味同士の関係性、どんな甘味なのか? 時間経過による味の広がり方は? などかなり奥深いお話を伺えました。
口に入れて最初に強く感じる味、最後にじわっと広がっていく味……といった時間経過を特に考えたことがなかったため、意識してみるとまったく違うことに驚きました!
いざ、チョコレートテイスティング!
今回のテイスティング編レッスン1では、ガーナ、ブラジル、ベネズエラ、エクアドルの4つの産地を食べ比べました。どの産地にどんな特徴があるのかを聞きながら、一つ一つ順番に色や香り、割れ方にも注意して食べていきます。
こうやって一度に食べ比べてみると、やはり驚くぐらい味が違います! ベリー入りかな?と思うほど爽やかな酸味のあるもの、深い苦味があるもの……色や香りも一つ一つ個性があります。カカオだけでここまで風味が異なるなんて、チョコレートは本当に奥が深いですね。
4つ食べたあとは、最後に「どの産地か知らない状態で、4つのうちどれかを当てる」ことにチャレンジ(写真一番右のチョコレートです)。答えはおそらく回によって違うとは思いますが、念の為内緒にしておきます。風味に集中して、どれだろうと考えるのも楽しいですよ!
ちなみにこのチョコレート、産地以外は同一条件・同一分量で作られた、ハローチョコレートレッスンのテイスティング用チョコレートだそうです。明治の本気を感じる……!
質問タイム・終了後
最後に質問タイムがあり、それぞれ気になったことを自由に質問していきます。講師の方も丁寧に答えてくださるので聞きやすい雰囲気だと感じましたが、ちょっと恥ずかしい……という方でも終了後にこっそり聞きに行くチャンスはあるので大丈夫です。
せっかくチョコレートのプロに話を聞ける機会なので、気になることはどんどん質問するのがおすすめです!
質問タイムが終わったら解散となり、簡単なアンケートに答えてお土産をもらえます。テイスティング編ではチョコレートのテイスティングノートや明治ザ・チョコレート2枚をいただきました。帰宅してさっそくテイスティングが試せるセットですね。
ハローチョコレートレッスンのチョコレートと健康編にも参加したことがあり、そのときは明治ザ・チョコレートのミニポーチなどをいただきました。お土産は各コースによって異なるようです。
お土産は紙袋に入れてもらえるので、手持ちのカバンに入らないということもなく安心です。
ハローチョコレートレッスン参加レポ(テイスティング編2)
今回は同日のテイスティング編1, 2を予約したため、テイスティング編2まで3時間ほど銀座・京橋周辺で時間を潰しました。同日参加で時間を潰す方のために、自分が実際に使ったスポットをメモしておきます。(右のプラス(+)ボタンで開きます)
ミテキはうろうろしたあと、カフェで作業をしていました。あくまで個人の一例なので、あらかじめどのへんに行きたいか決めておくといいと思います!
ちなみにテイスティング編2ではさらにたくさんのチョコレートを食べるので、お腹は少し空けて行くことをおすすめします。私は少食ではない方ですが、後半でかなりお腹いっぱいになりました。
ハローチョコレートレッスン テイスティング編2開始!
なお、公式HPにもありますが、テイスティング編2はテイスティング編1の発展的な内容です。テイスティング編1を受けていない方でも参加はできますが、1を受講した前提で話が進むため、1から参加したほうが楽しめると思います。
そして開始すぐにチョコレートが配られ、「テイスティング編1の復習です。1〜4のチョコレートの産地を当ててみましょう」とのこと! 緊張しつつ、先ほどのレッスンを思い出しながら風味をメモして考えていきました。
そのあとはテイスティングの方法、テイスティング上達のコツなどを聞き、中盤以降では5つのチョコレートを実際にテイスティング。産地などの情報無しで、1つずつ「どんな風味がするか?」を参加者でコメントしていきます。
今回のレッスンではフルーティな酸味を持つチョコレートが中心に集められており、テイスティングの練習として「どんなフルーツに似ているか」を表現するというレッスンだったのですが、これが難しい! たとえば「ベリー系の果実」、「南国っぽい」、「熟した渋い果実」など、参加者でそれぞれ考えながらコメントしました。
最初は緊張しましたが、講師の方が「表現のトレーニングなので、正解とか間違いとかの話ではありません」を念を押してくださり、自由に話しやすい雰囲気だったと思います!
最後にレッスンで食べたチョコレートの解説、質問タイムなどが入り、テイスティング編2が終了。お土産の明治ザ・チョコレートはテイスティング編1と異なる味の2枚で、両方受けると4種のチョコレートがもらえるようです。
レッスン終了後にスタッフさんに伺ったところ、施設内のカカオの木は本物だそうです。私が行った季節にはツボミが見られました。季節によっては花が咲いているのが見られるそうです!
ハローチョコレートレッスン(テイスティング編)の個人的な感想
レポートを終えて、ハローチョコレートレッスンのテイスティング編1,2を通しての感想です。
一言で言えば、楽しかった! に尽きます!
普段よく口にするチョコレートですが、「これってどんな味?」と考えながら食べることはあまりないと思います。今回いろんな方の表現を学び、集中しながら食べることで、より深くチョコレートを味わうことができました! これはチョコレートに限らずすべての食において、自分の好みを知る・探すことにも役立つと思います。
また、テイスティングついて講師の方が「みなさん何かしらの刺激は受け取っているはずです。それを最初はうまく言葉にできないだけで、どんどん言葉に出せば慣れていきます」とおっしゃっていたのが印象的でした。
実際にミテキは今回のレッスン以降、他の方が表現していた言葉を真似することで、風味表現の幅が広がったと感じます。食べ比べても味の違いなんてわからない……と思う方にこそ受けてみて欲しいです。
トイレの手洗い石鹸がキッチン用の「手に香りが残らないタイプ」で、チョコレートの香りを邪魔しない配慮も嬉しかったです。
ハローチョコレートレッスン予約方法・持ち物・アクセス情報まとめ
では最後に、ハローチョコレートレッスン(テイスティング編)の参加方法や情報をまとめます!
予約・参加方法
ハローチョコレートレッスンの予約方法です。
明治ハローチョコレートレッスン公式HPから、受けたいコースや開催日時を確認(「レッスンから探す」か「カレンダーから探す」から選べます)
→コース・時間を選択し、名前やメールアドレスなどを入力して完了!
ハローチョコレートツアーの場合も、コースの細分化がないだけなのでカレンダーから同様に選択できます。
予約が終わったら、参加までにやることは特にありません。必ずメールの予約番号を控え、当日は直接ハローチョコレートレッスンの会場に向かいましょう!
持ち物
- 参加代金3,000円
- 2020年2月時点では現金当日払いのみです。
- 予約確認メール・前日確認メールなど、予約番号が確認できるもの
- 筆記具
- 会場に紙もボールペンもありますが、自分のものを使用したい方はお好みで。
- ペットボトル・水筒のお水
- こちらも会場にありますが、人によっては足りないかもしれません。実は講師の方が「お水のおかわりもあります」と言っていた気がするのですが、実際にもらっているのを見たことがないので未確認です。
- 質問事項などのメモ
- 特にチョコレート検定の勉強をしている方は、勉強中にわからなかったことを質問するチャンスです。
住所・アクセス
住所:東京都中央区京橋2−4−16 明治 京橋ビル1階(板チョコレートのドアが目印)
アクセス:JR東京駅八重洲南口から徒歩8分
地下鉄銀座線京橋駅5番出口から徒歩1分
明治ハローチョコレート公式HP:https://www.meiji.co.jp/sweets/hello-chocolate/
なかなか聞けないチョコレート業界や開発の話など、聞いているだけでも個人的にはかなり楽しいです。