こんにちは、ミテキです。みなさまアイスティーはお好きでしょうか。
今回は、フランス紅茶の老舗・マリアージュフレール(MARIAGE FRERES)で毎年夏に販売されている、水出し茶「フレンチサマーティー」のご紹介をしたいと思います。
今回は2種類のフレンチサマーティー、「フレンチブルー」 & 「テ シュル ル ニル」を購入。どちらも気に入って交互にほぼ毎日飲んでいますので、その2つのレポも最後に行います。
少しでもフレンチサマーティーが気になっている方は、参考にしていただけたら嬉しいです。
個人的には、「水出しってやったことない、難しそう」、「水出しだと苦く出るのでは?」という方にこそ、フレンチサマーティーを飲んでみてほしいと思っています!
マリアージュフレールの水出し紅茶「フレンチサマーティー」とは?
1854年創業のマリアージュフレールは、フランスでもっとも歴史の長い紅茶専門店。約500種というとにかく豊富な品ぞろえ、それでいて質の高い紅茶、高級感のある雰囲気が特徴です。ウエディングギフトやビジネスの贈答品としても愛用されています。
そのマリアージュフレールが毎年送り出している人気のシリーズが、今回ご紹介するフレンチサマーティー。マリアージュフレールの水出しアイスティーですね。
2020年のフレンチサマーティーは全20種類(茶葉自体は普段から購入できるものも含みます)。厳選された茶葉やフルーツ、香りなど豊富な組み合わせがあり、紅茶、緑茶、ルイボスなどベースのお茶もいろいろあります。
たとえば涼やかな青色が美しく、本物のサボテン果肉を使用したカクタスブルー、
紅茶ベースにベリーやハイビスカスが夏らしいパナマ、
緑茶ベースでミントとベルガモットが香るカサブランカなど、本当にさまざまです。
それぞれのラインナップを眺めるのも楽しいですが、店員さんが丁寧に説明してくれたり香りのお試しをさせてくれたりもするので、迷ってしまったらぜひ積極的に聞いてみてください。
それから、茶葉が入っているビン(フラコングラス)の模様がおしゃれ! 店員さんによれば、フラコングラスを並べるために毎年全種類集めている人もいるそうです。なかなかの資金力ですが、憧れます……!
フラコンとはフランス語で「香水瓶」のことで、フラコングラスはスプレータイプではないガラス容器のこと。調べたところ、こういうやつ↓のようです。確かに似ていますね!
香水瓶 ガラス グラスボトル アンティーク風香水瓶D/ 直径5.5×15cm 価格:2,200円 |
個人的にフレンチサマーティーをおすすめしたい理由
では、フレンチサマーティーのおすすめポイントをご説明します。
個人的にもともとマリアージュフレールの紅茶やケーキが大好きなのですが、フレンチサマーティーを買ってみたのは今回が初めて。そして、「もっと早く買えばよかった!」と、めちゃくちゃ後悔しました。
その理由は、
- 手間なし
- 失敗なし
- おいしい
以上の3つです。これ以上なくシンプルですが、間違いない理由だと思います!
まず、手間がかからないこと。「アイスティーをいれようかな」と思ってから3分程度、
「茶葉をフタで量る」
→「茶葉をフィルターに入れる」
→「それを水が入ったボトルに入れる」
……の、たった3ステップです。写真のようにビンのフタにちょうどよい量が入るようになっていて、計量も楽ちん。(公式のいれ方説明はこちら)
また、セットでついてくるフィルターを使ってティーバッグのように入れられるため、茶葉の片付けも簡単です。
難しいイメージを持たれがちなアイスティーですが、失敗無しで作れるのも嬉しい点。用意をしたら冷蔵庫で最短1時間〜放置しておくだけ。
おおよそ寝て起きたら、あるいは朝出かけて帰ってきたらちょうどよく完成しているかと思います。お好みの濃さに調節することも可能です。
それからやはり、文句なくおいしいのが最大のおすすめポイント! マリアージュフレールの人気シリーズだけあり、お茶好きの方にも胸を張っておすすめしたいクオリティの高さです。透明感と爽やかな香りがあり、夏に毎日飲みたいアイスティーです。
仕事などで疲れた時、おいしいアイスティーが冷蔵庫で待っている! というわくわく感も最高です。ミテキはほぼ毎日飲んでいます!
1つ5,000円からとそれなりのお値段に見えますが、1つのフレンチサマーティーで平均して20リットル程度のアイスティーが作れます。つまり1リットルで約250円、500ミリリットルで約125円と、ペットボトルのジュースくらいの感覚でおいしい紅茶とフラコングラスが入手できます。
冒頭でも話したのですが、「水出しは難しそう」あるいは「フレンチサマーティーは気になるけど高いから……」と感じている方々がいれば、ぜひ一度は試してみてほしい! と思っています。
フレンチサマーティーを飲んでみたレポ
最後に簡単にですが、今回購入したフレンチブルーとテ シュル ル ニルの感想を書いていきます。
フレンチサマーティーは種類も多いので、選ぶ際に参考になればと思います。
ちなみに今回ご紹介する2種類は、フレンチサマーティーの時期でなくても、普段からマリアージュフレールで購入することができます。フレンチブルーの方は参考にリンクもつけていますが、フレンチサマーティーとして購入していない場合には、フラコングラスやセットのフィルターはついてきませんのでご注意ください。
フレンチブルー(FRENCH BLUE)
フレンチブルーは、アールグレイの紅茶が好きな方におすすめしたいアイスティー。説明にも「フレンチタッチのアールグレイ」と書かれており、紅茶をベースにしています。
詳しい公式説明は、「ベルガモットのノートがやさしく紅茶に呼応しブルーエが彩る」。ベルガモットは柑橘系の果実で、アールグレイのフレーバーとして有名ですね。
ブルーエは、フランス語で矢車菊(ヤグルマギク)を意味する bleuet かと思います。
お店の方によれば日本以外では緑茶ベースで販売されているものだそうで、2021年からは日本でも緑茶ベースで販売される可能性があるとのことです。
フレンチブルーの茶葉はこんな感じ。彩りを添えている青いお花がブルーエです。フタをとった瞬間から、ベルガモットの優雅な香りがしてきました。
口に入れると、やはり見事なベルガモットのフレーバー! 個人的にアールグレイの香りが大好きなので、飲む度に無駄に何度も嗅いでしまいます。
柑橘系かつ華やかな香りを持ちつつ、味わいはアイスティーらしくスッキリして飲みやすいです。渋みや癖が特にないので、アールグレイが飲める方なら万人におすすめしやすいと感じました。
店員さんにチョコレートが好きと伝えたところ、こちらをおすすめされました。紅茶ベースなので、チョコレートもクッキーもよくあいます!
マリアージュフレール アールグレイフレンチブルー ティーバッグ 2.5g×30p 価格:3,456円 |
テ シュル ル ニル(THÉ SUR LE NIL)
テ シュル ル ニルは、緑茶をベースにした「ナイルのお茶」。フランス語の THÉ が「お茶」で、 NIL は地名の「ナイル」(SUR と LE は前置詞)を意味しています。公式説明には、「シトラスフルーツとヴァニラ香る緑茶。うるおいの風がナイルに」とあります。
テ シュル ル ニルの茶葉はこんな感じ。見た目はかなり緑茶っぽいです。
やはり普通の緑茶のような色合いと透明感ですが、シトラスの爽やかな香りで、飲む前から涼しげな気分に。ちょっとフルーツのような甘酸っぱい香りもします。
緑茶ベースだけあって、さっぱりした味わいと喉越し。暑い日にゴクゴク飲みたいお茶ですね。
最初は「緑茶とシトラスとバニラってどんな味だろう?」と思っていたのですが、ほんのり感じる甘味が緑茶の苦味とマッチしています。
味のキレがいいので、休憩タイムだけでなく食事と一緒でも楽しめました!
フレンチサマーティーの紹介まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はマリアージュフレールのフレンチサマーティーをご紹介しました。語ってきたとおり個人的にかなりおすすめなので、ちょっと気になるな〜という方はぜひ試してみてほしいです。
フレンチサマーティーにはマリアージュフレールのオリジナルブレンドが多く、公式の説明文だけではピンとこないかもしれませんので、香りを試しつつ店員さんに相談するのがおすすめです。
<マリアージュフレールについての参考>
価格:1,650円 |
フレーバーはもちろん、ビンのおしゃれさも人気の紅茶シリーズです!